海から山へ(JR最高地点を目指して…) (part3)



 12時51分、鰍沢口に着きました。
このあたりから、乗り込んでくる乗客が増えてきました。そろそろ、甲府の方に集客力が出てくる地点です。

左には、かぼちゃ色をした115系が停まっておりました。そういえば、最近は、115系には乗ってません。

甲府駅の手前に、善光寺駅がありました。善光寺?と聞いて長野だと思っておりましたが、山梨県にあるとは、思いも寄りませんでした。
わたくしたちの向かいに座った、中年女性が「この善光寺駅には、なにもない、」と言っておりました。
 13時35分、 甲府駅に着きました。
約3時間でしたが、それほど長くは感じませんでした。
山、川、田畑、市街地と変化に富んでいる路線でした。

 ここからJR東日本です。電車接近音や、発車メロディーを聞くと、本当に東日本だ、と実感してきます。

 後ろの列車に注目!二階建て車両が見えますよね?これは、JR東日本の215系です。
ここ、甲府駅にいるということは、臨時列車の運用があったということですね。
 215系の先頭部分へ行ってみることにしました。
外見的には、なかなか格好が良いと思われますが、中身は、ボックスシートで、あまり居住性は良くないかもしれません。
それは、わたくしは、313系などの転換クロスシート車に慣れてしまっているから(爆)
 13時56分発の小淵沢行きの普通に乗り込みました。
115系でした。ここから、中央線に乗り換えです。
車内は、それほど混雑はしておりませんでした。
 発車メロディーが鳴って、甲府駅を離れました。
駅を出てすぐにこんな大きな珍しい建物がありました。

身延線で乗った313系とは違い、この115系は、加速が鈍足です。
 ここは、 韮崎(にらさき)駅です。
某サッカー選手の出身地ですね。しばらくすると、画像のように、カラフルな車両が…
これは、特急「あずさ」です。まだこのあずさには、乗っていません。一度試乗しないといけない電車です。
 韮崎駅を過ぎ、どんどんと高度が上がって行きます。
この画像を見るだけでも、標高が高くなったというのがお分かりになりますよね?
 14時37分、 小淵沢駅に着きました。
ホームには、かなりの乗客がいました。目的は一体?帰省かもしれませんが、かなりの量がいました。

ここから、中央線に別れを告げ、小海線に乗り換えます。小海線は、自称高原列車といわれております。
 小海線のホームへ行くと、中央線のホームに、E351系「スーパーあずさ」が到着しました。
このスーパーあずさは、乗ったことがありますが、嫌な思い出しかありません。たとえば、このときがそうですね。
 ホームで買い物をして、また戻ってくると、今度は、E257系の「あずさ」が到着しました。
中央線も特急街道と言った感じです。
 小淵沢駅は、高原への出発駅ですね。
小海線の小諸行きの普通に乗り込むことにします。
小海線は、非電化ですので、ディーゼルカーです。
 こちらが、次に乗る列車です。
キハ110系です。JR東日本では、標準的な気動車です。
 さ、小淵沢では有名な駅弁があるので、購入をします。
今回は、「高原野菜とカツの弁当」(850円)です。
もうひとつ、有名な駅弁、「元気甲斐」(1300円)があるのですが、先ほど、立ち食いそばを食べていたので、こちらにしました。
 中身は、かなり素晴らしいです。

レタス、ミニトマト、ブロッコリー、セロリなどの高原野菜と、山菜、それからカツが3枚入っております。非常のボリュームがあります。これは、購入しても損はないかと思います。

また驚いたことに、ソース、ドレッシング、塩、マスタードの調味料がすべて揃っており、この点も立派です。
 こちらは、キハ110系の車内です。ボックスシートとなっております。
この後、上りと下りの特急からの乗り継ぎ客が増え、満席となりました。
前のボックスに座った、女子高生らしき2人組みは、清里高原で牧場の実習へ行くということで…、羨ましいです。

15時08分、エンジンを拭かして発車しました。
これから、JR最高地点に向けて出発します。




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